nohmitaina
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自分の宣伝作業を、AIと繰り返せる手順にしてみた

nohmitainaをどう宣伝するか、AIと相談した。その相談をProcedureにし、実行したことをEpisodeに残した。自分の仕事で使ってみると、次に直したいところも見えてきた。

「覚えている」の先を試したかった

nohmitainaを作り始めたころ、nohで中心に考えていたのは意味記憶だった。自分が書いたことから概念を整理し、あとでAIにも読んでもらえるようにする。ただ、それだけでは、自分でも「AIとの協働がどう変わるのか」を十分に実感できていなかった。

そこで0.3.0では、手続き記憶を加えた。仕事の進め方をProcedureとして残し、次に取り組むときにも使えるようにする。まずは自分の実際の仕事で試そうと思った。選んだのは、nohmitainaそのものの宣伝だった。

相談を、次にも使えるProcedureにする

最初にAIと相談したのは、どこで紹介するとよさそうか、何を調べる必要があるか、どういう順番で進めるか、ということだった。関心を持ってもらえそうなコミュニティを探し、それぞれの投稿ルールを確認する。候補を残し、投稿先に合った文面を用意し、自分で確認してから投稿する。

その進め方を、一度きりのチャットで終わらせず、Procedureとして残した。AIが進める作業だけでなく、自分が確認や判断するところも含めた手順になっている。

宣伝作業をまとめたProcedureの全体図(英語表示例)。候補探しから、ルール確認、文面の準備、承認、結果の記録までをつないだ。画像を選ぶと原寸で開きます。
宣伝作業をまとめたProcedureの全体図(英語表示例)。候補探しから、ルール確認、文面の準備、承認、結果の記録までをつないだ。画像を選ぶと原寸で開きます。

初回は詳しく調べ、次回は候補を使い回す

最初の実行では、投稿先の候補を詳しく調べる必要があった。ただ、毎回同じ調査を最初から繰り返したいわけではない。

そこで、初回はしっかり調べて候補一覧を作り、次回以降はその一覧を使い、足りないところを追加で調べる流れにした。一方で、投稿ルールは変わりうる。候補を再利用するときも、その場のルールは投稿前に確認し直す。

AIが作った文面を使える場所なのか、本人が書く必要があるのかも確認する。候補を覚えておくことと、今回も投稿してよいと判断することは、別の作業として残した。

Researchノードの詳細(英語表示例)。初回の調査と、次回以降に不足分を調べる場合の条件を、指示として残している。画像を選ぶと原寸で開きます。
Researchノードの詳細(英語表示例)。初回の調査と、次回以降に不足分を調べる場合の条件を、指示として残している。画像を選ぶと原寸で開きます。

文面を確認し、自分で投稿する

手順に沿って候補とルールを確認し、投稿先に合わせた文面を用意した。今回の投稿は、最後に自分で文面を確認してから、手動で行った。実際にXへ投稿した英語の文章はこちら。

投稿したことと、相手に届いたことは同じではない。Redditでは、2件の投稿にフィルターによる削除の通知が表示された。表示されているか、反応があるかは、引き続き確認が必要だ。今の段階で、宣伝に成功したとは言えない。

実行したことをEpisodeに残す

作業のあと、何をしたか、どうなったか、次回に向けて何を残すかを、AIにEpisodeとして記録してもらった。調査した候補、投稿先や文面、結果、次に確認することを、あとからたどれる形にしておきたかった。

ここでも、投稿を送信した事実と、公開状態や反応を確認できたかどうかを分けて残した。次回は、記憶を頼りに最初から説明する代わりに、このEpisodeとProcedureを見ながら続きを考えられる。

実際の作業を残したEpisode(英語表示)。実行内容、まだ確認が必要な結果、次回への気づきを記録した。画像を選ぶと原寸で開きます。
実際の作業を残したEpisode(英語表示)。実行内容、まだ確認が必要な結果、次回への気づきを記録した。画像を選ぶと原寸で開きます。

使ってみると、次に直したいところが見える

Episodeを見返していて、今度は別の不便さに気づいた。宣伝の記録と開発の記録が同じ一覧に並んでいると、今見たい仕事の記録を追いにくい。仕事の領域ごとに絞り込めるとよさそうだ、と思った。

これは、使ったことで自分が見つけた次の改善案だ。相談をProcedureにし、実行してEpisodeに残し、振り返ってまた直す。自分で使い、足りないところを見つけ、改善していく。今回やってみたかったのは、その流れだった。