長い指示の一部が抜ける
複雑な仕事で、順番、参照資料、注意点を一つの長い指示にまとめると、一部が抜け、細かな修正を何度も頼むことになります。
AI に頼んだ仕事が、期待した通りに進んでいないと感じることがあります。AI の能力だけでなく、仕事の設計と伝え方も見直せる場面です。
複雑な仕事で、順番、参照資料、注意点を一つの長い指示にまとめると、一部が抜け、細かな修正を何度も頼むことになります。
想定していた順番と違い、先に確認したかったことが後回しになります。
前提となる知識や背景が共有されておらず、工程の中で行われる作業が期待とずれます。
背景情報が少なすぎたり多すぎたりして、いま大事なことが分かりにくくなります。
情報をただ増やすだけで解決する、とも限りません。仕事を工程に分け、それぞれに必要な情報と判断を結びつけて共有すると、どこでずれたかを確かめ、次の実行に向けて直しやすくなります。ただし、工程の共有だけで結果の質が保証されるわけではありません。
特別な道具がなくても始められます。繰り返している仕事を一つ選び、五つの問いを書き出します。
根拠が足りなければ、調べ直す
まずは、このくらいの全体像で十分です。どの工程にいるか、人が判断する場所はどこか、前の工程へ戻る条件は何かを確かめられます。
nohmitaina の Procedure は、仕事の工程を箱と線の図で表します。一つひとつの工程は、そこで仕事をするための条件をひとまとめにした単位です。
03 で紹介した「根拠を確認する」工程を例に
最初から完成した手順を、人が一人で書く必要はありません。AI にたたき台を作らせ、人が順番や判断の場所を直し、実際に使った結果からまた更新できます。特によく使うやり方ほど、継続的改善の価値があります。
nohmitaina の開発では、noh-devという Procedure を実際に使っています。任せるところと人が決めるところを、一つの仕事としてつなぐための手順です。
計画を立てる工程と、その計画をレビューする工程に分け、それぞれに別の役割(Persona)を与えます。
範囲を越えそうなときや方針を決める必要があるときは、人へ戻ります。
気づいた確認項目を Procedure に反映し、次の仕事では直した後の工程を使います。
記憶をつなぎながら仕事を進める、約52秒・音声なしの操作画面です。
nohmitaina は、工程だけでなく、背景知識、これまでの判断、残っている作業、前回の結果を、役割の違う記憶として扱います。
方針、用語、背景、採用した理由など、仕事の前提になる考えを残します。
工程の順番、各工程の役割、必要な情報、確認項目、判断の分かれ道を持ちます。
現在の作業と、その作業に必要な Concept、Procedure、Episode、ノートを結びつけます。
何をしたか、何のために行ったか、結果と気づき、使った Procedure を記録します。
記憶の種類ではありません。同じ資料をどの立場で読み、何を確かめるかをそろえるための役割の指示書です。
すでに何度も行っていて、そのたびに考え直している仕事から始められます。
問いを決め、材料を集め、案を比べ、人が方針を選び、文章にする。判断の理由を Concept に残します。
情報源の条件、確認する観点、構成を決める場所、公開前の確認を Procedure にします。
週次の振り返り、会議の準備、リリース作業などを、担当が変わっても読める工程にします。
人と AI で Procedure の案を作り、任せたくない判断は人が確認する工程として定義します。
表示言語とワークスペースを選び、設定の「Agent CLI」から Claude Code または Codex CLI を選びます。
繰り返している仕事を選び、工程、役割、資料、確認項目、出力を Procedure の案にします。
足りない工程を加えたり、順番を見直したりします。任せたくない判断は、人が確認する工程として定義します。
終わった後に結果と気づきを見直し、次の実行に向けて Procedure を直します。
nohmitaina は無料で利用できます。macOS と Windows に対応しています。Claude Code または Codex CLI が利用できる環境が必要で、それぞれの契約、利用枠、API 料金は各サービスの条件に従います。
まず、いつもの仕事の工程を一つ、人と AI の共通言語にしてください。
v0.3.0 · Claude Code または Codex CLI と一緒に使います
09Releases
| バージョン | 日付 | 内容 |
|---|---|---|
| 0.3.0 | 2026-10-01 | Tasks、Personas、Procedures、Episodes を追加。編集操作と画面間の移動を改善。 |
| 0.2.1 | 2026-08-14 | Windows 対応、ネイティブメニュー、Summon の埋め込み編集、4言語の起動ガイドを追加。編集・移動の応答性、ノート保存と終了の安全性、LLM 設定の信頼性を改善。 |
| 0.2.0 | 2026-06-25 | noh agent CLI ── AIアシスタントがあなたの noh を読み書きできるように。活性度の可視化(スパークラインとバロメータ)と安定性の修正。 |
| 0.1.7 | 2026-06-12 | リンクカードがタイトルを自動で解決。セキュリティ強化(CSP、URLクリップの SSRF ガード)とサードパーティ表記。エディタ同期と6月の使い勝手の修正。 |
| 0.1.6 | 2026-05-20 | Editor にドキュメントタブ。macOS タイトルバーへ統合。ローカル Whisper モデル設定の追加。 |
| 0.1.5 | 2026-05-18 | 選択テキストからの手動 Recall。矩形選択とマクロ録音/再生。Markdown レンダリングの修正。Dream 処理の耐障害性向上。 |
| 0.1.4 | 2026-05-11 | マルチ Workspace 対応。起動時に未実行の Dream を catch-up。スコアと Core の調整。 |